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Notion × GitHub MCPでプロジェクト管理を完全自動化する

· Plugy編集部

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この記事でできること

Notion MCPとGitHub MCPをClaude Desktopに同時接続することで、以下のような作業をAIへの一言で完了できます:

  • GitHubのIssueをNotionのデータベースに自動転記する
  • PRのレビュー状況をNotionで一元追跡する
  • スプリントやマイルストーンの進捗レポートをNotionに自動生成する
  • 定例ミーティング前に今週の開発状況をまとめる

開発ツールとドキュメント管理ツールをAIがブリッジすることで、手作業での転記やコピペ作業をゼロにします。


必要なMCPの準備

この記事の手順を実行するには、以下の2つのMCPをClaude Desktopに設定してください:

  1. GitHub MCP — GitHubのIssue・PR・リポジトリを操作
  2. Notion MCP — NotionのページやDBを読み書き

各MCPの詳細なセットアップ手順は上記リンク先を参照してください。

設定ファイルのサンプル(両方同時設定)

~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json(macOS)に以下を設定します:

{
  "mcpServers": {
    "github": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-github"],
      "env": {
        "GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN": "ghp_xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx"
      }
    },
    "notion": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-notion"],
      "env": {
        "NOTION_API_KEY": "secret_xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx"
      }
    }
  }
}

設定後、Claude Desktopを再起動してください。


ユースケース1: GitHub IssueをNotionに自動転記する

チームメンバーが「GitHubはわかるけどNotionで管理したい」という場合に有効なパターンです。

Notionデータベースの準備

Notionに以下のプロパティを持つデータベースを用意します:

プロパティ名タイプ
タイトルタイトル
Issue番号数値
ステータスセレクト(Open / Closed)
担当者テキスト
ラベルマルチセレクト
URLURL

Claudeへの指示プロンプト

GitHubの「your-org/your-repo」リポジトリのOpenなIssueを
すべて取得して、NotionのデータベースID「xxxxxxxxxxxxxxxx」に
以下の形式で転記してください:

- タイトル: Issue のタイトル
- Issue番号: Issue番号
- ステータス: Open
- 担当者: assigneeのユーザー名(未割当の場合は「未割当」)
- ラベル: ラベル名(複数ある場合はすべて)
- URL: IssueのURL

すでに同じIssue番号のページが存在する場合はスキップしてください。

AIがGitHub APIを呼び出してIssue一覧を取得し、Notion APIでページを一括作成します。


ユースケース2: PRのレビュー状況をNotionで追跡する

レビュー待ちのPRが積み上がっていないか、毎日確認する手間をなくします。

Claudeへの指示プロンプト

GitHubの「your-org/your-repo」リポジトリで
現在オープンなPRを一覧取得して、以下の情報をNotionの
ページ「スプリント進捗 - 2026年3月」に表形式で追記してください:

- PR番号とタイトル
- 作成者
- レビュー状況(承認済み / レビュー待ち / 変更依頼あり)
- 作成からの経過日数
- ドラフトかどうか

経過日数が5日以上のものは「要対応」と明記してください。

ユースケース3: マイルストーン進捗レポートをNotionに自動生成する

週次ミーティング前の10分でできる作業が、一行の指示で完了します。

Claudeへの指示プロンプト

GitHubの「your-org/your-repo」リポジトリの
マイルストーン「v1.0.0リリース」の進捗を確認して、
Notionの「週次レポート」データベースに今日の日付で
以下の内容のページを作成してください:

## v1.0.0 進捗レポート(2026-03-30)

### 全体進捗
- 完了Issue数 / 総Issue数
- 完了率(%)
- 残り予定日数

### 完了したIssue(今週)
(今週クローズされたIssueの一覧)

### 未完了Issue(優先度高)
(ラベルに「priority:high」が付いているOpenなIssue)

### ブロッカー
(ラベルに「blocked」が付いているIssue)

応用: 定型タスクをもっと効率化する

朝のスタンドアップ準備を自動化

GitHubの「your-org/your-repo」で昨日(2026-03-29)に
クローズされたIssueとマージされたPRの一覧を取得して、
Notionの「デイリースタンドアップ」ページに箇条書きで追加してください。
タイトルとURLを含めてください。

レトロスペクティブ用データ収集

GitHubの「your-org/your-repo」で
先週(2026-03-23〜2026-03-29)の活動を集計して:
- クローズしたIssue数
- マージしたPR数
- 最もコミット数が多かった曜日
- 最も多くIssueをクローズした担当者

をNotionの「スプリントレトロスペクティブ」ページに記録してください。

セキュリティ上の注意点

  • GitHubのPersonal Access Tokenは 最小限のスコープrepo 権限)のみ付与してください
  • NotionのAPIキーが漏洩すると、ワークスペース全体のデータへのアクセスが可能になります。設定ファイルを .gitignore に追加してください
  • 機密性の高いNotionページ(人事・財務情報など)はMCPで操作しないよう、アクセス権限を適切に絞ってください

まとめ

Notion MCPとGitHub MCPを組み合わせることで、「GitHubで開発管理、Notionで情報共有」というよくある二重管理の問題をAIが解消します。

一度プロンプトのテンプレートを作れば、毎週の定型作業がほぼゼロになります。

各MCPの詳細は以下のページをご覧ください: